僧侶の日常から① 外国人観光客との交流

最近、お客様と接する中で夙に思う事があるのですが、それはここ高野山を訪れる外国人の方の多く(正確には半分くらいですが…)が日本文化や仏教についての関心が非常に高く、頂く質問の内容も高度なものが多いという点です。

いくつか代表的な例をあげますと、まず「日本人の信仰感について」「密教と顕教の違いについて」「西洋の一神教と東洋の多神教の違いについて」といったあたりになります。

更によく聞いてみると、ほとんどの皆様の興味は必ず「瞑想」に繋がります。その理由は、日頃の仕事や家庭でのストレスをどう軽減して、日常生活をより快適に過ごすかという事を考えているようです。この点から考えていくと、日本も含めこの非常に複雑に高度化した現代社会において、どうすれば本当の意味での幸せを掴めるのか?それを特に欧米の方は西洋とは真逆の極東日本にそのヒントを求めているような気がしてなりません。

高野山を訪れる海外からの観光客の方は9割以上が欧米からとなります。これは大阪や東京といった大都市圏で見られるアジア圏の方を中心とした傾向とは全く異なり、その理由が上記の点になるのではと思っております。

ただ、単に日本人が西洋世界に憧れるのと同じように西洋人も真逆の世界に憧れるのかな?とも思う部分はありますが・・・。

とまあ、今日はそんなところです。こういった日頃の思いをこれから少しずつ皆様にお伝えできればと思います。(山本)

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